ニュアンス、ニュアンス、ニュアンス

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いまはインタビューをした方のテープ起し(実際はICレコーダーだが)をしているところ。
インタビューはもちろん日本語で行ったので、それをひとつずつ英訳をする。
この作業がかなり大変だということがわかった。 先生がそういえば、インタビューを起こすのは大変だと言っていたのを身をもって知ることになったわけだ。

私は文学専攻なので、通常この手のリサーチというのは必要とはされていないのだけど、今後、文学と女性、文学と仕事など文学の周辺にある文化表象と文学の関連は多かれ少なかれ研究対象にはなっているんだろうと思うので、今回規模は小さいながらもしっかりとしたプロセスを踏むことはいつかきっと役にたつと思っている。

そもそも自分は人の気持ちや感情のゆらぎのような細かいものを見ていくのが
得意ではないらしい。 授業の発表などで、他の子の意見をきいていると、
なるほどなぁ、と毎度関心させられるのだけど、私はそういう気持ちに寄り添うタイプの表現が苦手だし
あんまりよくわかってない。

なのでどうしても周辺にいきがち。
たとえて言うのなら、絵を見に行って、額について語るような・・・。
難しく考えすぎなのかもしれないけれど、私は本が好きだから文学を専攻したのではなくて、本を書くという作家の行為のほうに興味があるからかもしれない。

「なんでこんなところで教会についてながながと語るのだろうか。」
「彼が旅から戻ってこない(設定)にしてしまったのは、どうしてだろうか。」

と、プロット(話の展開)のほうにむしろ興味がある。
だからそれがどうなのだ、と言われると、理論的にまだ学習していない未知の理論もたくさんあるのでうまく説明することはできないのだけれど。

ところで、『武器よさらば』を読み終えた。
ヘミングウェイは斬新な文体を世に送り出したことは事実だし、作品としても老人と海同様の評価があったのだろうと思う。

しかし、だ。

隋所にでてくる自分本位な男のイメージが拭いきれないほどのダメージを与えてしまっている。
でも、男なんてそんなものだよ、とヘミングウェイは言いたかったのかな。 まぁ、それが新古典と言われる部分なのかもしれない。

いろいろな訳がでているけれど、金原瑞人訳、光文社文庫のものが読みやすくて良いと思う。
彼の訳では、主人公を「おれ」としているところが、唯一好きではなかった。
「おれ」と言えばハードボイルドなんだろうか。 日本語はIについての解釈が英語とは異なり
たくさんあるところがややこしい。
英語ではIはI以外の何者でもない。

だから文学批評についても、Iかそれ以外か、だけが焦点になって、私やあたしや僕やオレは問題にならない。
細かい心理描写についても日本人のほうが得意だとは思うけれど、それを表現してみたところで、海外の人に伝わるわけではない。

だから、表現が苦手でも、いいのだ、

という結論にしたかった。
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by mysakuranbo | 2012-01-19 17:32 | -趣味のアメリカ | Comments(0)

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