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Discovery!

毎日が新発見

大学の不思議

昨日から授業開始。

大学には新1年生がたくさん。 入学おめでとう!
うちの大学は国立なので、第一志望で入ってくる子が多い。そのため
どの子も自信に満ち溢れている。
桜舞い散る大学の構内で、ひときわ光る子たちが新1年生だ。
3年生、4年生ぐらいになると、だいたいやつれている(笑)
思った以上に大学の授業はきついので、へこたれてしまう子もいるらしい。

自分も高校が相当な進学校だったので、わかるけれど、それまでクラスで
1番、2番という成績だった子でも、そういう集団の中に入ると否応なしに
自分の位置がわかってしまう。 いきなりの敗北感に苛まれる人もいる
だろうけれど、問題はそこにいかに引っ付いて、良いところを学ぶか
なのだ。

上位集団は常に上位にいるので、同じようにはできない。けれど、大学
で学ぶのは、いかにその上位集団に近いところにいるような自分の
スタイルを確立することではないか、と思う。 社会人になったときに
きっとそれは役にたつはず。 上位集団にしかいたことのない人はそのまま
順風満帆にいけばよいけれど、1回つまづいただけで、あっけなく
転落してしまう危険もあるのだから。

さて、わたしは編入生なので「まだ」1年生に混じって受けなければいけない
必修がいくつかある。 いろいろなクラスにでるのは結構楽しい。
でも、どうしても面倒だと思うのは、情報処理関係のクラス。

あるときから、コンピューターを学ぶ、という情報処理のクラスは大学で
必修になったらしい。 わたしがかつて大学生だったころは、パソコンなど
なかった(現実は研究レベルではあったかもしれないが)時代なので
もちろん履修履歴などない。

でも、必修だから受けろといわれれば仕方ないのだ。
やることと言えば

*パソコンの機動のしかた
*OSの使い方
*基本ソフトの使い方(エクセル・ワード・パワーポイント)
*メールの仕方

らしい(笑)

英語のクラスでは基礎英語のようなものはTOEICの点数がある程度
あれば免除されたりする。 そういう制度が情報処理クラスにもあれば
よいのに。


あきらかに、あきらかに、このクラスは時間の無駄だけど、機種がおそらく
Macなのでそれに慣れることができるだろうし、ひょっとしたら自分が
知らないExcelの隠れた機能や、PPTの高速処理について教えてもらえる
かもしれないと、かすかな期待をして履修に臨むのである。

しかし、履修は1年生を想定しているため、4年のわたしが受けるには
あらかじめ先生の許可がいるらしい。

「許可してもらえない場合はどうなるんですか?」

と聞いたら、

「その場合は他の先生にまたお願いしにいかなくちゃね」

ということだった。
情報処理クラスは学科によっていくつか予め振り分けられているのだ。
必修なのに、先生の許可を「学生が」もらわなければならないなんて
おかしい仕組みだ。

国立大学にはいつもこんな風に摩訶不思議なことがある。

その後、昨日はひさしぶりのコンサルティング。 コンサルティングを
しながら自分もなんだか元気をもらったようで、うれしいひと時だった。
自分の殻を破る話になって、なんだか最近はそういうモードなのかな、
と思いながら話していた。
by MySakuranbo | 2012-04-12 08:29 | 知識の泉 | Comments(0)

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