あめふらし

GWがはじまった!
としくんは今日と明日は仕事らしい。 このところ配置換えなどで部署の人が
減ってしまったらしく、今まで5人でやっていた仕事を2人でやらなければ
いけなくなってしまった、と話していた。 会社への不満も相当溜まっている
らしく、家に帰ってきてそれらの毒を吐き出すことが増えている。

可愛そうだと思うのは、忙しさがここ2年ほどずっと続いていて、有給すら
満足にとれていないこと。 去年から今年にかけて、人間ドック以外で休んだ
ことがない。 体調管理だけはしっかりしないと、と私も食べるものを気を付けたり
ソファで寝てしまうことないようにと見張ってはいるけれど、それにしても
根本的な状況の改善が当面見られそうにないことは、温厚なとしくんでも
いい加減にしろ、ってことになるらしい。

会社の毒を吐き出す場所はお風呂と決まっている。
我が家の場合は、お風呂でそういう嫌なものは全部流してしまってから
夕飯を食べる、というスタイルが定着している。 でも、最近は流しきれないのか
夕飯時まで引きずることも多くなった。

そんなときわたしは「ほら、また紫色の煙がでてきた」と、言うことにしている。
毒は毒を呼ぶ。 出さないのもイケナイけれど、出しすぎると自分が毒される。
中和できる加減が大事というわけだ。

紫いろの煙の話をしていて、思い出したので

「あめふらし、って生き物知ってる?」

と、聞いてみた。

「知らない、何それ、通称?」

あめふらしは海にいて、ナマコみたいで、びらびらしながら泳いで、人に
触られたり、攻撃されたりすると、紫色の液体を吹き出すのだ。

スマホで見せてあげる。

アメフラシは列記とした正式名称でアメフラシ目アメフラシ科の軟体動物で
浅瀬の海にいる。 わたしも何度か海で遭遇し、アメフラシで遊んだりした。
アメフラシもアメフラシなりに大変だったろうなぁ、と思う。
普段はひらひら適当に泳いでいるように見えても、嫌なことがあれば紫いろの液体
で相手を威嚇しながら、あの大海原を生きているのだから。


としくんは「どっちが頭だか尾っぽだかわからないな」とぶつぶつ言いながら、
しばらくスマホのアメフラシを眺めていた。 ひょっとしたら親近感を感じたのかもしれない。
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by MySakuranbo | 2012-04-28 12:15 | 日々の出来事 | Comments(0)

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