シンガポールのバス路線
2012年 05月 14日
シンガポールの旅で毎回けっこう考えるのが現地の足だと思う。
タクシーを使えばなんてことない距離と料金なのだが、週末や夜間のタクシーは争奪合戦となり、なかなか拾えない。 もともと安いこともあって、現地の人はタクシーを多く使うからだ。
地下鉄のMRTも便利だが、路線が限られていることと、まだ全島完備とまではいってないので、ちょっとMRTの駅からはずれたところに行こうとすると、徒歩 or タクシーという選択肢になってしまう。 湿度と気温の高いシンガポールでは外を歩き回るのは体力的にきついので結局タクシーということになるのがたいていの旅行客。
でも、シンガポールはバスが縦横無尽に走っている。
現地の人たちはまるで東京の地下鉄のような感覚で、どこにいくにもバスを活用している。
東京の地下鉄は外から来た人が簡単に使うにはテクニックが必要だし、相互乗り入れなど考えたら本当に地元でも難しい。 例をあげるとわたしが東京の路線で一番難しいと思うのは、京急、都営浅草線、京成の3路線の相互乗り入れだ。 京成も京急も日本を代表する空港と直結しているわりには、あまりにも難しいので、外国人の利用が少ないように思う。 だからみんなJRとリムジンバスにいっちゃんだけどね。
さて、今回はわたしもシンガポールでバスを使いこなせたら、いままで行きたくても行きにくかった場所にも気軽にいけるだろうなぁ、と思ってちょっと調べていた。 シンガポールでは現地の人に連れられて1度乗ったきりで、正直自分で乗ったことがない。 そしてリサーチしていたら、とんでもないサイトを発見した。
Streetdirectory.com
各国のバージョンがあるけれど、シンガポールだけしか今のところ見ていない。
このサイトのすごいところはバスの路線の検索までできるところ!
地図を拡大していくとバスのマークがでてくるので、そこでクリックすると下のような画面になる。
"To and from"を選択し、自分の行きたい場所を打ってみると候補地がでてくるので、なんとなく近いなぁという場所を選べばよい。 できればランドマーク的な場所やショッピングセンターの名前ズバリのほうが歩く距離が少なくていいと思う。
以下の例はラッフルズホテル近くのChijmesからRobertson Quayという行程を選択してみたところ。地下鉄でもいけるけれど、歩く距離が面倒な場所だ。
これによるとBencoolen Stまで歩き、そこで64番バスを拾えとある。指定したバス停ではなく、ちょっと歩いた別のバス停から路線があるときも案内してくれることにすごいびっくりした。
ひょっとしたら有名なサイトなのかもしれないけれど、googlemap以上に使えるサイトだと思ったので使い方も紹介してみた。 近々シンガポールに行くかたは活用してみてはいかがだろうか。