衣替え

週末はなんとしても衣替えをする、と水曜ぐらいから意気込んでいた。
今日の昼過ぎからようやく開始し、日暮れ前にはなんとか完了した。 目標としては電力を消費しないで衣替えをしよう、ということだったので、電気をつけながらやりたくはなかったのだ。

我が家はマンションだけど、日当たりがすこぶる良いので、基本的に日が暮れるまで家の中で電灯をつける必要はない。唯一、灯す場所と言えば、トイレと脱衣場ぐらいだろうか。

衣替えとひとことで言っても、後ろにあるものを前に出す、という単純なものではない。
昨年の夏、確かに履けたはずのパンツが本当に履けるのだろうか、昨年からややパツパツだったシャツに今年はしっかり腕が通るのだろうか、ということを1着1着確かめながらすすめなければいけない。 これが時間がかかるのだ。

幸いここ2年ほどは体形にさほど変化はないようで、昨年履けたパンツは履けたし、数年前からボタンがとまらなかったシャツは案の定そのまま、ということわわかり、ある意味安心したわけである。

いらない服(小さくなった服)は実家行きということになっている。
母はわたしよりも身長は10㎝小さく、体形は2回りほど細いものの、わりかと頑丈そうな体格で私の服をお直しして着こなしている。

DKNYとか書いてあるTシャツだって着てしまう。
BANANA Republicのニットも普通に着まわしている。

母は裁縫で仕事をしていた人なので、自分に合うように、ウェストを詰めたり、丈を詰めたりしている。 素材のよい海外のコットンなどはお気に入りのようだし、「海外のデザインは洒落てていいわね」なんて言うので、見る目はある、すごくある。

わたしは自分の服のセンスは悪いほうではない、と思っているし、そういうセンスも母から授かったものだと確信している。 しかし母自身はバナナリパブリックで買い物をしたこともないし、DKNYがどんなブランドなのかもよくは知らない。 最初はわたしのお古ばかり着て、と思っていたけれど、服より本人のほうが古ぼけているせいか、相乗効果か錯覚かでなぜか母が若々しく見えるのだ。

クローゼットの服をいったん全部だしてみたら、気に入っていたはずなのに、そういえばこの前の冬には一度も履かなかったスカートを奥のほうから発見した。なんでだったかしら、と見てみると裏地が破けていた。

裏地をそっくり取り替えるというリフォームをこのあたりの店で頼むと、おそらく数千円はかかるかもしれない。
目が悪くなりはじめている母に頼んでもいいものか、少し考えたけれど、電話をすることにした。

「気に入っていたスカート、裏地破れていて取り替えてほしいのだけど、お母さんできる?」

やってあげるからもっておいで、と母は快い返事だった。

「そうそう、衣替えしていて、また着れなくなった服が沢山あるから持って行くわね。」

痩せればきれるんだろうに、と母なりに私を心配していたようでもあり、半ばわたしが持って行く服を楽しみにしているようにも聞こえた。

結局(小さくなった服)はCOMME CA DU MODEと書いてある大きな袋いっぱいになった。 前は丸めて紙袋に放り込んでいたのだが、今日は一枚一枚丁寧に畳んで入れておいた。
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by MySakuranbo | 2012-05-27 19:06 | 日々の出来事 | Comments(0)

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