2013年締めのシンガポール旅行記: 香港乗り継ぎキャセイパシフィック
2014年 02月 16日
時をぐっと戻して、出発の成田空港のこと。
キャセイパシフィックでシンガポールに向かったので、利用空港は第二ターミナルでした。
第二ターミナルでは、あの悪名高かったサテライト行きのモノレールの撤去工事が行われていて、その代りに動く歩道が設置されていました。
跡地にはショッピングモールになるんじゃないか、という噂もあり。
キャセイパシフィックのビジネスクラスラウンジのロケーションはいまひとつです。
だって、こんな景色。
10時ごろのフライトでしたが、もちろんビールはしっかり飲みます。
ひさしぶりのビジネスクラス、楽しかったです。お値段もハイシーズンはエコノミー直行便とビジネスクラス経由便との差が小さく、ほんの数万上乗せするだけで乗れたこともありこちらを選択しました。1年おつかれさまの意味もこめてね。
でも、正直少し実験的なこともあったのです。
東京ーシンガポールの直行便だとフライト時間は6時間半ほど。
香港経由を含めて10時間というところです。トランジットは1時間5分なので、正味のフライト時間としては8時間半で、その差は2時間ということになります。
ただ、東京ー香港は5時間半、香港ーシンガポールは4時間という比較的短い二つの区間を飛ぶにあたり、機内の過ごし方に変化があるかな、と思っていました。
フライトスケジュールは以下のとおり。
東京ー香港
出発前:シャンパンサービス
30分後:ドリンクサービス
1時間後:ランチ11:30(デザート・アイスクリームつき)
2時間後:撤収
4時間後:降下開始
4時間半後:到着
香港ーシンガポール
出発前:シャンパンサービス
30分後:ドリンクサービス
1時間後:ディナー 17:00(デザート・アイスクリームつき)
2時間後:撤収
3時間半後:降下開始
4時間:到着
なんだか、慌ただしくないですか?
そして、ランチもディナーも機内食というのがどこか哀しい。
だから、到着日はホテルで軽く飲んだだけで終わりました。これが昼間の直行便だったら、17:30ごろ到着するので、ディナーは絶対に現地で取ると思うのです。いままでもそうしていましたし。
シンガポールの楽しみは食べること。
その楽しみを一つ減らしてまで、ビジネスクラスの乗り継ぎ便で行く意味があるのかな、とか考えてしまいました。
もちろん、直行便で予算内のビジネスクラスが取れれば申し分ないです。
今回の旅が決まったのは10月の半ば。 この時点で割引価格のビジネスクラス料金が豊富に提示されているわけでもなく、エコノミーのPEXに近い価格帯のみしか空いていなかったので仕方なかった。
仕方なかったのだけど、どこか哀しいのです。
機材は例によって、成田―香港より香港ーシンガポールのほうが新しかったです。それと、帰りは夜間のフライトだったので、フルフラットのコンパートメントでした。同じAirbus 330-300ですが、シートアレンジが違います。新と旧比べてください。
シンガポールにはANA、シンガポール航空、キャセイパシフィックの3種類でいく機会がありましたが、やっぱりシンガポール航空の直行便かな、No.1は。