人生山ありだいたい谷だらけ。
シンプルに生きたい。
家に溢れるがらくたを捨て去り、
積んだままの読みたい本をひとつづつ手にとり、
無駄に増えている「買い置き」を減らし、
いつか着るはずという名でここ数年袖を通してない服たちに見切りをつけ、
こんな風にいちいち覚悟をしないと綺麗で丁寧な暮らしすらできない自分を憂うのです。
滑らかに上手には生きれぬものか。
日々の仕事ってお金を稼ぐ以外には、人生を掻き回されてばかりいる。そのおかねですら、ストレスに応じて出費がかさむわけです。
忙しすぎて息する時間すら満足になく、絶え絶えになりながら帰宅して惣菜やら外で済まして帰ったら寝るだけ。
働いている女性はほとんどがそうなんでしょうけれど、いったいなんと言ったらいいんでしょうね、こんな生活。
土日は疲れはてて寝てるだけ。どちらが洗濯を干すかで喧嘩にはなるし、其の洗濯だって最低3回は必要になる。
働かないわけにもいかないのだけど、もう少し人生を楽しみながら生きたいわ。今楽しまなくて将来楽しむことなんかできないのだから。問題は疲れすぎていること。
ある女医が言いました。
更年期で休めるぐらいならとっくにそうしてる、と。
結構ひどかったなぁ、あの言い方は。
んなことはわかってるけどね、だから女医ってダメなんだよ、といいたくなった。アタリマエのことをありのままに言うのはバカだってできる。直球しかもちだまがないんだろうね。
人生を楽しんでいる人か、そうでないか、そういう手玉でわかるとおもう。
決して直球勝負なんかしたくないし、いい年になって、それしか知らないのか、と思われるだけ。シンプルとはそれらを超えたところにあるものなんだと思う。