年金の未納期間

年金の学習をしていると、ついつい国よりの発言になってしまうんですが
社会保険労務士の仕事の基本的理念として
法令の円滑な実施に寄与するとありますので、
ワタクシもそれに習って寄与します(笑)

国民年金は3人に1人しか払っていません。 
前にも何度も何度も言ってますが!
実に60%以上のひとが未納のまま60歳を迎えようとしている。
驚愕のこの事実!
100%納付されれば、という仮定でもし将来の年金額を
試算しているのであれば、大誤算ってことになりますな。
まさか頭のよい方々はそんなことは考えてないでしょうけれど・・・。

新聞の読者欄を読んでいて気になる投稿が。


「ある方(30歳女性)が国民年金の未納期間があり
納付書が送られてきたのだけれど、2年間の間に納めれば
いいものなのに、社会保険事務所から職場や自宅に
催促の電話が何度もかかってきて大変迷惑だ。
なんのための2年間の猶予なのか?」




「年金の未納について、納付書が送られてきた。
2年以内に振り込めばいいのだから、2年たったときに
納付書を送ってくればいいのではないか?
いちいち納付書を送っていたのは、保険料or税金の
無駄遣いなのではないか?」

と、この二人の方はそれぞれご自分の理解が
正しいと思っています。

が!

間違いです!

まずA。
2年間というのは納付期限から2年後に時効がやってくる、という意味で
2年の猶予が与えられているわけでは決してありません。
時効は猶予ではない。
もしそれを猶予というのであれば、別の角度で考えてみればわかりやすいはず。
ある人が事件をおこし時効が15年だとします。
15年間、刑に服す猶予が与えられているわけではないですね。
ただ、矢のような催促が自宅や職場に押し寄せる、というのが
もし本当ならば、それはやりすぎのような気もするので
1回でよろしいかと。 互いの時間のむだです(笑)

Bについて。
Aの話のあとなので、理解しやすいと思いますが。
2年後に納付書おくってどうする!?と。
この国民年金の徴収に関する時効というものは、
一定期間権利が行使されなかったことにより、その権利が消滅する
ことをいいます。
その期間についてはもう2度と年金を払うことができなくなるのだから
2年間の間に気づいたならば、すぐに納付してほしいものです。


もし財政的に困難な事情にあるのであれば、保険料の免除の規定が
たくさんありますので、それを利用されてはどうでしょう。
免除には収入やその他の事情により
全額免除
半額免除
学生免除
30歳未満特例免除

があり、さらに来年からはこれに加えて
4分の1免除
4分の3免除
などの規定が設けられることになりました。

知らなかったではすまないですが、知らせていなかった
ということのないように、卵社労士だってもっと発言していかなくてはですね。


社会保険庁 保険料免除について
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by mysakuranbo | 2005-08-09 16:11 | 日々の出来事 | Comments(0)

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