ハワイとシンガポールの比較
2012年 08月 27日
シンガポール>ハワイ(オアフ)
という人気度ですね。
夏にどこかに旅行するにあたって、シンガポールにしようかハワイにしようか考えている方も多いのではないいかと思います。両方に数回ずつ行っているワタシの意見を思いつくままにちょっと書いてみますね。
季節
真夏(7月~8月)に旅行するということを考えてみると、季節としてはどちらもベストシーズンではないかと思います。 シンガポールも乾季で雨はさほど降りませんし、ハワイも比較的安定しています。傘の心配よりも、暑さ対策が必要なのがシンガポール。 外を歩くのはかなり暑くなります。 ハワイは貿易風の海風も吹きますので、最高気温も30度程度で、温度だけで見るとハワイのほうが心地よいと思います。 また、シンガポールでは室内の冷房が強いので、エアコンに弱い方は必ずカーディガンなどを持っていったほうが良いです。 シンガポールの標準エアコン温度は18度~20度ぐらいと思っておいて間違いありません^^
物価
ハワイ: オアフ島の物価は高いです。ブランド物のショッピングをするのであれば、本土のほうが価格が安いので、近日本土に行く予定がある方は何もハワイでショッピングする必要はない、というのが私の考えです。 でも、ハワイはsales tax(消費税のようなもの)が4.7%と日本よりも安いし、他州と比較しても安いのでその点ではお得。日本と比較すると8割程度かな、という印象です。 バス、タクシー、食べ物はチップも含めると日本とほぼ同じではないか、と思います。
シンガポール: 断然タクシーは安いです。バス、MRTなどと比較しても、時にはタクシーのほうが安いので多いに利用したほうが得。 ブランドショッピングについては、よく価格を比較しないと日本とさほど変わらないということもあります。 GSTは7%ですから免税で買うか、GST Refundをされたほうがよいと思います。わたし自身、あまりシンガポールでブランドショッピングをしたことがありません。食べ物はシンガポールはホテルを除いては安いです。 サービス料10%がたいてい含まれているので(チップ替わり)、それを考えても日本の6~7割ぐらいの値段で美味しいものにありつけます。
観光
観光地の量としては、ハワイもシンガポールもほぼ同じぐらいかな、と思います。 丸2日あれば主要な観光場所を見て回ることができます。 人々の暮らしと働く場所と観光地がミックスになっている点では、ダイナミックなのはシンガポール。 ハワイはダウンタウンまで行かないと、観光ビーチが広がるばかりです。
自然が多いのは断然ハワイです。シンガポールではセントーサの一部と公園にしか緑はありません・・・。
英語と日本語
ハワイで日本語が通じていたのは、少し前の話で、今はブランドショップや一部のホテルを除いて、ほとんどのお店では日本人スタッフがいません。 「日本語が通じない」のはハワイなので当たりまえになりつつあります。 また、英語を使おうと思えば沢山使えるのは、シンガポールもハワイも一緒ですね。 シンガポールもハワイもレストランのメニューに日本語があるところもあります。
ローカルフード
これはシンガポールに軍配ありです。 食べ歩くことを考えたらレストランのバラエティと数ではハワイはとてもシンガポールには及びません。シンガポールではほとんど地球規模で各国の料理がいただけます。料理はやや辛め(味つけ濃いめ)にできています。
ハワイではローカルフードとしてのハワイ料理(パシフィックリム料理)は一流のお店と呼ばれるレストランやホテルレストランなどで頂く以外は、ちょっとジャンクなお料理が多いかな、と思います。B級グルメ的なものは探せばありますね。また、アメリカの料理は多く入ってきていますので、ピザ、バーガーなどの質は良いと思います。 ハワイではカリフォルニアワインが比較的安く(日本と比べても!)いただくことができますが、最近値上がりしているせいか、ホテルではニュージーランド、オーストラリアワインの量が増えているような気がします。
シンガポールはワインのお値段はかなり高いと思ってください。 全体的にビールなどのアルコールの値段が高い国だと思います。 (シンガポールのローカルはお酒にあまり強くないのもその理由かも)
日本食料理
海外で日本食料理を食べたことはありません。
日本でいくらでもいただけますし、海外のローカルフードに飽きたとしても、日本食以外のチョイスはいくらでもあります。
ロマンチック度
これは断然ハワイです。 海を眺めながら、というのがシンガポールでは東京と同じで「東京湾を眺めながら」Dinnerを頂くことがどこまでロマンチックかを考えると想像つくと思います。 1日の仕事の疲れを夜景とシーサイドのBarで、というシチュエーションならシンガポールもかなりやる方だと思いますので、お店選びが重要ではないかと思います。 その点、ハワイならばビーチを散歩しているだけで満点の星空が広がっていますので、ムードは高まっちゃうんじゃないでしょうか^^
友達旅行
女子旅をしようと思ったら、どちらがおすすめか。
わたしはハワイに軍配があがるかなぁ、と思います。 ハワイでワイワイ話しながらカクテルを飲んで語り合うというのを1度はやってみたいと友人と計画中。 シンガポールの場合は、韓国に行くのと少し似ていて、「シンガポールでカニを食べまくろう」のような目的があると、楽しいと思います。
時差と飛行機
ハワイとシンガポール、飛行時間を厳密に言うと、ハワイのほうがやや近いのかな、と思いますが、どちらも似たような距離ですよね。 ただ、ハワイは日付変更線を越えますし、地球を横断するので時差があります。早朝到着する便に乗る場合は、行きの飛行機でしっかり睡眠をとり、到着日に早めに就寝すると翌日は朝から元気になります。 シンガポールは時差が1時間(サマータイムなし)なので、時差問題は生じません。 ただし、夏に緯度の高い日本から赤道付近のシンガポールに飛ぶと、昼間の時間が短いと感じられると思います。(シンガポールは1年を通して昼夜の時間がほとんど同じなので)
外国度
シンガポールは人口の7割が中国系と言われていて、民族でいうと中国系の人が多いです。 彼らは英語より中国語に堪能な場合が多く、シンガポール=旧イギリス領的なノスタルジーを求めているとしたら、やや的外れ感があるかもしれません。 アングロサクソン系はシティ付近には沢山働いている人もいますが、町を歩いているのは日本人を含めた北東アジア系、東南アジア系、インドマレー系、アラブ系少々という構成になっています。 アジアを感じるには良い場所です。
ハワイはワイキキを歩く人はほとんどが観光客ですが、最近アメリカ本土以外からのヨーロッパ系の方々が増えているのかなぁ、という印象です。アジア系は日本人を含めてとても多いですし、お店によって集まる人種がちょっと違うというイメージがあります。 欧米系の人たちはスタンディングバー、スポーツバーがお好きのようです^^
リゾート度
ハワイをリゾート度10としたら、シンガポールは6ぐらいかな、という気がします。 リゾート度とは、のんびり読書ができて、好きなときにお酒が飲めて、治安が良くて、体も心もリラックスできる、という意味においてですが。 そういう意味では、東京のお台場が3、横浜は4、香港は5ぐらい挙げても良いんじゃないかという気がしますね^^ シンガポールは都会のリゾートですので、ビーチで泳ぐのではなくプールで泳ぐ場所だと思ってくださいね。
以上、独断と偏見からシンガポールとハワイを比較してみました。
まだハワイのショッピングは続きます^^
ハレクラニの花