Hipotels Playa de Parma というホテルはHipotelsというブランドのホテルでして、同じ敷地内に2つのホテルが隣接しています。
これが予約時にもわかりづらくて、何度もあれ?あれ?って思っていた部分でした。
スペイン語を分解すると
Hipotels = ホテルグループ名(マリオットみたいなもの)
Playa de Parma = パルマビーチ(Playa はビーチ)
なんですね。
口コミによると二つのホテルの部屋の作りはほぼ一緒みたいです。
この2つのホテル、行き来ができるかというとそうではないんですね。脇にビーチにでる小道があり、そこをいけばパレスからグランへ行くこともできなくはないですが、そうしている人が多いかというとそうでもない。また、パレスのプールは大きめの塩水です。平均の深さは1.3mで一番深くても1.35mなのでなかな快適。
グランは2つあります。ちょっと味見してみたら(笑)、こちらは真水に近いようでした。グラン側のほうが小さめのプール2つという感じです。
一応、パレスのほうが値段も少し高く、上のグレード感を出しているようです。
空港到着時の時間は深夜0時を回ってしまいました。
もともとはこのようなルートでした。
HND-FRA NH223 11:15-16:25 全日空
FRA-PMI LH1484 20:25-22:35 ルフトハンザ
フランクフルトでの乗り継ぎは4時間あったわけですが、この乗り継ぎ便が機材繰りってことで1時間ほど遅れました。
FRAからPMIまでのフライトでは後ろに座った子が5歳ぐらいで泣き叫ぶは座席を蹴るわで大変でした。こちらがドロドロに疲れていて強い睡魔に襲われていたからよかったものの、平常時では沸騰しちゃったかもでした。スペイン人はやや子供に甘いところがあるのと、元々が賑やかな気質なので細かいことに気にしないようにも見えました。リゾート便だから、日本でも、沖縄便で賑やかになってしまうのと一緒だよね、とじっと我慢。機材もA320と小さいのでファーストクラスも少ししかないですし、ここは割り切るしかない場面です。
それで、パルマ空港についてすぐにTaxi乗り場に向かい、スペイン語で書いてある紙を見せます。
私が最近よくやる手ですが、スマホの画面を見せても、ドライバーは高齢のこともあるので、見えないことが往々にしてあるため、必ずプリントアウトしていくようにします。英語が通じないところならなおさらのこと。スムーズにホテルにいく方法として「わかりやすく」を基本としてます。
ヒポテルズパルマパレスだね?とすぐにわかってくれたようなので、Si、 Siと確認。
マヨルカ島のタクシーはバンタイプが多く、後ろへの荷物積み込みは楽です。
行きも帰りものタクシーは18ユーロぐらいでした。 行きはチップなし、帰りは20渡しでお釣りをいらないにしました。でも、基本的にチップがいらない国ではあります。自分の気持ち次第でいいのではないでしょうか。
脱線しちゃうけど、チップは様子をみていると、ランチやBarなんかで小銭を置いていくというのはあるみたいです。でも、だいたい20-50セント硬貨を2枚程度でしたので、本当に気持ち程度ですね。ハウスキーパーへ毎日あげる必要もないようです。私は帰りの日に1週間お世話になったので5ユーロを2枚おいて、Graciasと書いておきました。でも、置かなくても問題ないと思います。なんとなく日本人が少ないホテルでしたので、ちょびっと日本人のイメージアップのために余計なことをしてみたというところですw 妙な前例になったらすみません。
ホテルに到着するのがあらかじめ深夜を回りそうなことがわかっていたので、事前にホテルには連絡を入れておきました。
すると、深夜2:30まで予約をホールドしておくとのこと。
前金をはらっていないタイプの予約でしたので、まぁ、当然のことです。飛行機が遅くなってしまったのでちょっと心配ではありましたが、時間も間に合いそうでしたのでそのままにしておきました。
チェックイン時には結構気の良さそうなオジサンがレセプションにいて、フレンドリーでなかなかよかったです。
ウェルカムドリンクのシャンパンをくれると言っていて、疲れたのでいらないと言ったら、部屋までもっていきましょうか?と優しいオファー。
それならば、ということでお部屋でいただきました。
部屋はロビーフロアでとっても便利でした。たぶんこのホテルは1F(日本でいう2階)がベストです。なぜならエレベーターが2基で遅いから。
できるものなら1Fを指定したら移動も楽だと思います。こちらは指定したわけではなかったのだけど長期滞在だからそうしてくれたのかも。それと、部屋は
プール側と道路側があるけど、我々はスタンダードでしたので道路側。
これが部屋からの眺め。赤土の庭をはさんで道路です。
その向こうはちょっとした森になってますが、立ち入りはできない。
それではホテルの部屋紹介です。深夜撮影のためあっさりとね。
ツインタイプの部屋ですがハリウッドツインでくっついてはいます。バスルームはシンク2つ。開放的ですw
さらに開放的なのがシャワーエリア。決してブースにはなっていなくて、外との境目はこのロールスクリーンひとつ。
シャワーの仕組みは上にレインシャワー、そしてハンドシャワーなのですが、ハンドシャワーは要注意でした。水の勢いはそこそこあったので、下手するとロールスクリーンを水圧で押してしまって、床がずぶぬれになります。初日にけっこう学び、基本をレインシャワーとし、ハンドシャワーは方向をよく見定めて使うようにしました。
最初はちょっと「えー」って思ったけれど、慣れればなんとかなるものです。残念ながらアメニティのクオリティは並み程度で、私はあまり使いませんでした。
今回普段使いのシャンプーとコンディショナーを持ってきていたのでよかった。これがなければ髪がガワガワになっていたところでした。
マヨルカ島自体が石灰岩でできているので、水は思いっきり硬水です。硬水で髪を洗うとPHの関係でとんでもなくゴワツキマスので…。それと、石鹸はアメニティにあったものは小さくて使い物にならなかったし、現地でアーモンドオイル配合の石鹸を買いました。これで安心。
そんな感じで初日は終わりました。長い旅だったな。